ものづくりの原点を知りたいあなたへ

実案件の覗き見の場、試行錯誤の概要
応募期間:9/28(土)〜9/30(月)23:59まで

楽しんでいただくために、自分で撮った写真からカメラマンに依頼した写真、制作物までいろいろ載せています。読み物感覚でご覧ください。



私が今駆け出しなら、
いいなと思うデザイナーをマークし、
デザインを観察・解体。
どんな思考で ”なぜ”
その形になったかを研究しまくると思う。

小手先のテクニックや
スキルは後からどうにでもなる。
でも思考は、筋トレみたく
鍛えようとしないと
一生身に付くことはない。
デザインの正体は思考だから。

今の世の中には、
デザインの思考を
観察できる場が足りていません。

実案件の思考の覗き見の場。
作成者本人が思考の経過を見せちゃう場、
それが「試行錯誤」です。


このような悩みはありませんか?

・アイディアも形も、
 ワンパターン化してどこか垢抜けない…
・天に任せるような
 アイディア出しに不安を感じる…
・初校の提出がいつも不安、
 正解に迷ってしまう…

わたしも、まったく同じ悩みを抱えていました。
なかでも最も大きな悩みは、結局、何がデザインの正解なの?ということ。
なんとなく初校を提出し、なんとなく修正し、なんとなく納品する。
お客様には喜んでもらえていても、足元がおぼつかない、不安定な感じ。

その悩みは、デザインの進め方を知ることで、解決します。

1. お客様へのヒアリング
 問題の根っこや事業への想いを伺う
2. リサーチ・競合調査
3. コンセプトの決定

4. 情報の設計
5. コンセプトに合った『モチーフ』探し
6. 素材を準備する
 写真・イラスト・フォント・原稿など
7. ビジュアル制作スタート

正解は人それぞれ。そもそも正解なんてなくていいのかも。

わたしは制作過程の中でも、ヒアリングやリサーチ、コンセプト、情報設計など形に起こす前の準備段階を最も大切にしています。

案件によって意図的にアプローチは変えますが、適切な段階を踏むことでアイディアという実が美味しく育つ土壌ができあがるんですよね。

良質なアイディアのためには、この土壌作りが大切なのです。
試行錯誤』では、準備段階に重点を置き、そこから形に起こすまでのデザインの経過を観察できる場を作っています。

「こういう思考でこの形になったんだ!」
「情報を丁寧に収集すれば、アイディア出しが楽しくなるんだなぁ。」
「発想って、こんなふうにするんだなぁ。」
このように、枠や視点が広がるような場をご用意しています。

お気づきでしょうか?
ここまでコミュニティって言葉を使っていないのです。
コミュニティ要素は弱め、メインは覗き見の場。
先輩が模索しながら働いているのを気軽に覗きに来れる場を目指しています。
距離感はあなたが決めていいのです。

過程の公開は、ラーメン屋さんがスープのレシピを公開するようなもの。デザインの過程を覗ける場が、世の中に少ない理由です。

サービスの内容

#1: 案件ごとに経過を覗き見できる

特に、ヒアリング、コンセプト、キーワード、モチーフ選びに重きを置いて丁寧に見せていきます。
2〜3つの案件を並行して進めています。
ものすごくスピード感があるわけではなく、アイディアをじっくりコトコト煮込んでいるイメージです。
質問があったら、どんどん横槍を入れてください。質問、大歓迎。

やり取りには、Discord(アメリカ発のチャットサービス)を使用します。
使ったことのない方も大丈夫、操作性は難しくないので、すぐに慣れるはずです。

ちなみにDiscordのコンセプトは「みんなが居場所を見つけられる空間を」なんだって

#2: インプット(観察の視点)を共有します

私がデザイナーになるときに気になったのは、他のデザイナーのインプットの視点。大学の同期とは今でも、インプットを送りあっています。
美術館や展示会、街歩き、SNS、サイト検索などなど、ジャンル問わず気になったことを共有しています。「感性を養う」ためには、日々のインプットの姿勢が大切なのです。ただ、ここでの共感は不要だと考えています。なぜなら、主観や好みが関係してくるためです。
視点がおもしろいとのことで、メンバーからは人気のチャンネルの一つです。(今年アンケートをとりました。)

広げたアンテナが繋がる瞬間もたのしい

#3: 案件ダイジェスト版(不定期、過去案件の振り返り)

アイディアから形になるまでの一連のプロセスをギューッと凝縮し、大事なところをピックアップ、シェアしています。どのようなインプットが、どのようなアイディアになり、お客様の合意形成に辿り着いたのか、リアルな失敗談も含めながら、振り返り共有していきます。

応募資格と対象者
デザインスキル
・スクールやを終えたけれど実務経験がなく
 フリーになるのが不安な方。
 現場を覗いてみたい方。
・コーディングを勉強していたけれど
 デザインに興味が出て移行を考えている方
・デザイナーとしての方向性に迷っている方
・ディレクターになっていきたい方
 デザイナーの思考を覗きたい方
・デザイナーとしての自分のスタイルを見つけたい方

それぞれが心地よい距離感で、お互いに無理強いすることなく、距離感を自由に選択できる空間であってほしいと願っています。

方向性
・いずれフリーランスを目指す方、現在フリーランスの方、複業としてデザインを仕事にしたい方
・クライアントが抱える問題を根本的に解決したい
・クライアントと二人三脚でデザインする深いコミュニケーションを望む方
・ウェブが最適な解決策ではない場合、他のツールを提案できるような幅広さが欲しい方
・制作会社とのやりとりもありますが、直案件・直受けが半分以上です。
・紙媒体もやってみたい方(やらなくても大丈夫ですが、紙にも興味あると仕事の幅は広がります。紙、楽しいよ。)

【注意事項】
⚫︎即レスが難しい
現在、フランスに住んでいます。
時差があること、また案件優先のため、即レスが難しいです。
どんなに遅くても、48時間以内には返信します。

また年数回は日本への一時帰国や旅行を考えています。その間は、経験やインプットを最優先にしたいため低空飛行です。

⚫︎PhotoshopよりIllustrator派です。
Photoshopは最低限の機能しか知りません(写真のレタッチ程度)。Illustratorで作る図解やアイコンに強いです。サイト制作はAdobe XDをメイン使用でしたが、最近ようやくFigmaに切り替えつつあります
また、ソフトの使い方は教えられません。

⚫︎繊細な方が多く、穏やかな空気感です。
私から何かを強制することはありません。コンテンツを読むスピードも人それぞれ。周りを気にすることなく、自分のペースで情報を追えることも、#試行錯誤の魅力です。(メンバーそれぞれが研究に勤しんでいる雰囲気です。)

価格について
33万円(買い切り)です。
短くて2年、できれば5年単位で育てていきたいと考えています。
短期間で効果が出るような場ではありません。
時間をかけてデザイナーをデザインを楽しみたい人に合う場です。

⚫︎途中入会は受け付けていません。
私のデザインワークを主軸に動くため、募集期間を限定しています。
次回の募集時期も未定のため、ぜひこの機会にお申し込みください。


デザインは果たしてパズルなのか?
スクールによっては「参考サイトを探して部分ごとに抽出し、パズルのように組み合わせよう!」と教わるそうです。この考え方は、とても危険です。

デザイナーなのに発想力を使わなくなるためです。
要素の組み合わせで、なんとなく埋める行為はデザインではありません。
コンセプトをもとに、発想し表現することがデザインです。

#試行錯誤では、希望者に向けて発想力講座をご用意しています。

未来をテーマにした作品の一部。発想力は意識して使うことで、ひらいていきます。

私が懸念する一部のWebデザイン業界
一部のWeb業界ではスクールの広告のせいか
いかにデザインを速く仕上げるか?
どれだけ稼ぐか?どのように案件を獲得するか?にフォーカスされがちです。

もちろん事業を続けるためには、稼ぐことも大切です。
でも、時給換算のアルバイトではなく、デザインをビジネスとして捉える必要があると思うのです。

つまり価値を提供することに全力コミットするべきで
デザインに特化し、スキルアップしていく姿勢が不可欠です。

私が思うデザインは、深めるものであり、日常の延長線上にデザインがあります。センスを養うインプット観察眼は、貪欲な知識欲へとつながり、自然とスキルアップに導いてくれるものです。

寝転がってゴロゴロする時間を大切にしてください。
デスクを離れて、外に出かけて色々なものを観てください。
効率を考えすぎず、実際に手を動かしてみてください。

参考のデザイン素材を探して、制作するという私の中の常識が覆り、今までのデザインよりも自由な発想を取り入れられるようになった。(Fさん)

わくわくしながらお仕事されている姿に触発され、「こういうデザインにすべき」という自分勝手な枠組みを壊すことができています。(Kさん)

お客様への気遣い、こころを開いてもらえるような柔らかな言い回し…。以前に比べて少しずつやり取りしやすくなっているのを感じます。 対、お客様=かしこまらなきゃ、が少しずつ抜け、協業の関係性が浸透してきています。(Hさん)

こちらはメンバーにお願いしたアンケートの一部です。

デザインの楽しさの輪が
これを見ている方へ、そしてクライアントへと広がっていきますように。

あなたの参加を心よりお待ちしています。



■支払い確認後の流れ
自分と向き合うためのワークシートをお送りします。
(例:目指す働き方は?コミュニティで得たいものは?などの問いに書き込んでいく形式です)

「そもそもなぜ、デザイナーを目指しているか?」
自分自身とじっくりと向き合ってみてください。

10月7日(月)に、ご登録のメールアドレスにDiscordへのご案内をお送りいたします。

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